「オナニーしすぎるとハゲる」は嘘!?男性ホルモンと薄毛・抜け毛の因果関係

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男性のみなさん、「オナニーしすぎるとハゲる」と聞いたことがありませんか?

この「オナニーハゲ説」、一旦気にすると、日々オナニーする時「もしかしてこれでハゲるのでは…」なんていうことが頭によぎってしまい最悪な気分になることもあります…。

逆に、「オナ禁すると髪が生える」と聞くこともありますが、そんなことあります…?本当に??

ということで、今回は薄毛治療をしている身としてとっても気になるオナニーと薄毛・抜け毛の因果関係について検証していきます。

なぜ「オナニーしすぎるとハゲる」と言われる?

なぜ「オナニーしすぎるとハゲる」と言われるのか。
それは以下2つの説が影響しているようです。

  • オナニーすると亜鉛が消費されるから
  • オナニーすると男性ホルモンが増えるから

それぞれの説と薄毛の因果関係について解説します。

オナニーで亜鉛が消費されるから!?

精液にはタンパク質や亜鉛など、髪の毛の成長に必要となる栄養素が多く含まれています。
射精によってそれらの栄養素が失われることから、「オナニー(=射精)は髪の毛に悪影響をもたらす」という説が広まったのかもしれません。

とくに亜鉛は、髪の毛のほとんどの成分「ケラチン」を作るのに必要なミネラルであるため、オナニーによって減ってしまうのではと心配する方が多いようです。

結論としては、1日1~2回程度の射精で失われる亜鉛や栄養素が薄毛の原因になるとは考えにくいです。
1日1回~2回程度の射精くらいで失われる栄養素が髪の毛に影響する、ハゲるとはいえないでしょう。

ただし、5回、10回、それ以上…と、確かにやりすぎればさすがに影響は出てくる可能性はあります。

しかし基本的には射精を我慢する方がストレスもかかり、前立腺がんや不妊のリスクにもなり得るため、薄毛対策として「オナ禁」するのはオススメできません。

▼牡蠣には亜鉛が豊富に含まれています
牡蠣

ちなみに薄毛と別の面からみても、多くの日本人男性は亜鉛の摂取量が不足しているといわれています。

日本人男性の1日あたりの亜鉛の摂取量は18~69歳で10㎎(女性は8mg)です。

さらに、加齢とともに亜鉛の吸収量は低下していきます。
そのため特に中年期以降の男性は慢性的に亜鉛不足になりがちです。

亜鉛が不足すると免疫力低下、食欲不振、味覚障害、貧血、生殖機能の低下、そして脱毛(抜け毛)など、身体にさまざまな影響があらわれます。

オナニーとは別問題としても、意識的に亜鉛を摂取することは髪の毛や身体の健康にとってよいことといえるでしょう。

食事で摂取するのが難しければ、サプリメントで補っても大丈夫です!

ただし大事なのは栄養バランスです。
本気で薄毛対策を考えるなら、食事は重要です。
亜鉛に限らず、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。

オナニーで男性ホルモンが増えるから!?

  • オナニーすると男性ホルモンが増える
  • AGA(男性型脱毛症)の原因は男性ホルモンである

この2つは正しい情報です。
しかし「オナニーすると男性ホルモンが増えるから薄毛になる」は間違いです。

まず、「オナニーすると男性ホルモンが増える」ですが、オナニーに限らず射精することで男性ホルモンは一時的に増加します。

ここでいう「男性ホルモン」とは、「テストステロン」という男性ホルモンの一種です。
このテストステロンの分泌量は20代をピークに、30代頃から減少していきます

一方AGAの症状は早くて20代、多くは30代~40代以降、テストステロンの分泌が少なくなってきている年齢で現れます。

「男性ホルモンが減るのに、薄毛は進行している」ことになります。

このことからまず、「男性ホルモンが増えると薄毛になる」という説は間違いであり、「オナニーすると男性ホルモンが増えるから薄毛になる」説も間違っていることがわかりますね。

では、「AGAの原因は男性ホルモン」とはどういうことなのでしょうか?

ハゲの原因が男性ホルモンなのは本当

AGA(男性型脱毛症)の主な原因が男性ホルモンであることについて簡単に説明します。

AGA男性ホルモンの一種「テストステロン」は、体内に存在している「5αリダクターゼ」という酵素と結びつくことによって、別の男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変わります

テストステロンとジヒドロテストステロンはどちらも男性ホルモンですが、脱毛・薄毛の原因になるのは「ジヒドロテストステロン」なのです。
オナニーによって増えるテストステロンだけではAGAは進行しません

AGAになるかどうか、どれくらい進行するかは男性ホルモン「テストステロン」の量ではなく、テストステロンをジヒドロテストステロンに変える「5αリダクターゼ」の活性によって決まります
5αリダクターゼの活性の高さは遺伝によって決まるため、「ハゲは遺伝する」などといわれるのです。

テストステロンは5αリダクターゼと結びつかなければ、ジヒドロテストステロンになりません

仮にオナ禁してテストステロンが増えるのを抑えたとしても、5αリダクターゼを抑えない限りAGAは進行します。

そしてオナニーや射精でテストステロが増加することはあっても、5αリダクターゼは増えません。
つまりジヒドロテストステロンに変換されないのです。

そのためオナニー(射精)によってテストステロンが一時的に増えても、直接的な薄毛の要因にはならないといえます。

「オナ禁で髪が生えた」と言う人もいる?

禁止
まとめサイトや5chなどで、「オナ禁したら髪が生えた」「髪の毛が増えてきた」という話を聞いたことがあります。

しかし正直それはプラシーボ効果か思い込みの可能性が高いです。

オナ禁で髪が増えるという科学的根拠はありません

ネタにするくらいならいいですが、信じて実行しないほうがいいと思います。

むしろ健康に悪いので、無理な禁欲はNGです。

セックスでもハゲる?

いちゃいちゃ

ここまで読んでお気づきの方もいるでしょう。
「オナニーしすぎるとハゲる」と言われる理由、「亜鉛の消費」と「男性ホルモンの増加」に関係あるのは、いずれもオナニーというよりは「射精」です。

仮にもし本当にセックスでなくオナニー限定で薄毛になるとしたら、「右手(利き手)を使いすぎるとハゲる」などという説が出るはずですよね。

「亜鉛の消費」も「男性ホルモンの増加」も、「オナニーによる射精は関係あるけどセックスによる射精は関係ない」などということはあり得ないのです。

そう考えると、AV男優さんやナンパ師さん、セックスでたくさん射精しているであろう人たちを見ると、別にハゲてなくないですか?
むしろフサフサの人が多いような気も…(これは偏見ですが)。

このことからも、「オナニーが原因でハゲる」は根本的に間違っているといえます。

薄毛を気にするならすべきことはただひとつ

オナニーハゲ説のように、薄毛に関するウワサや都市伝説は数多く存在します。

しかし薄毛を少しでも気にしているならするべきことはただひとつ…「AGA治療」です。

さきほど、AGAになるかどうか、どれくらい進行するかは5αリダクターゼの活性によって決まるとお話ししました。

AGA治療では、この5αリダクターゼを抑制する治療をします。

そのためにまず使われる薬が「プロペシア」です。
プロペシア

「フィナステリド」という成分を主成分に作られているプロペシア。
「フィナス」などとも呼ばれ、世界60ヵ国以上、そして日本国内でも処方されている飲み薬タイプのAGA治療薬です。
プロペシアを飲むことで、5αリダクターゼの働きを抑え、ジヒドロテストステロンに変わらせないことで、AGAの進行を阻止します。

オナニーで薄毛になる!?と心配な方、抜け毛が増えてきた?と気になる方、遺伝的にあきらめかけている方、そんな方は一度試してみることをオススメします。

AGA専門クリニックで処方してもらうことも可能ですが、通販(個人輸入)ではクリニックより安く買うこともできますよ。

結論:オナニーとハゲの因果関係

「オナニーでハゲる」というのは大方ウソで、心配ないことがわかりました。

むしろ禁欲によるストレスは身体にも髪の毛にもよくありません

ただし、何事もやりすぎは身体に毒です。
栄養だって亜鉛ばっかり摂っていても健康になれませんし、オナニーもしすぎれば身体に影響が出るかもしれません。

自分が無理なくできる範囲では、AGA進行に影響しないので心配は不要です。

オナニーに関するウワサは「オナニーしすぎるとバカになる」「オナ禁するとモテる」など、オナニーすることをあまり良しとしないものが多いです。
「オナニーでハゲる」が嘘のように、正しくない噂も多数あるのでご注意ください。

禁欲による無駄なストレスをかけるのは、むしろ薄毛によくないのでオススメできません。

薄毛を真面目に考えるなら、噂を気にするよりもできるだけ早くAGA治療をはじめることをオススメします。

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執筆者
大藤 朋介

「AGAは早めの治療が最適」この言葉に胸を打たれAGA治療を開始。
専門の病院は高く、安月給の自分には通えないと悟ったところにで「医薬品の個人輸入」に出会いました。
服用開始から3ヶ月ほどで効果が出始めて、今では恥ずかしくないほどに回復。
薄毛は直せるもの!ということを多くの人に伝えたいという思いで運営しております。